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英語教材ラボ 高校版

ユニット12 関係副詞・複合関係詞

主な時期: 高2

高校で初めて学ぶ where / when / why / how

中学で習ってきたこと

—(関係代名詞まで)

高校で新しく学ぶこと

関係副詞・先行詞や関係副詞の省略・whoever / whatever など

教材4種(使う順に)

1

関係副詞の見取り図

見取り図プリント(帯別4版)

例文の観察→整理表→確認問題。板書の代わりになる解説面つき。帯ごとに「どこまで見せるか」を変えた4版(学び直し=いちばん使う型だけ、入試=発展の型まで)。易しく書き直すのではなく、見せる範囲を変える設計です

2

関係副詞 定着ドリル

定着ドリル(3難易度)

基礎・標準=選ぶ→形を変える→並べかえ→和文英訳。発展=エラー診療所・使い分け判断・複数解の比較検討・入試実戦の和文英訳——市販問題集に無い形式だけで組んだ版

3

関係副詞で話す・書く

表現ワーク(3難易度)

基礎=型で書く→ペアで話す。標準=+60語の自由英作。発展=この単元の型で戦うミニディベート+反論想定つき100語エッセイ

4

関係副詞 10分小テスト

10分小テスト(3難易度)

24点満点。支援の量だけ変えて測る力は同じ=配り分けても公平。大問4は「本質を問う1問」――形が作れても、その形が何を言っているのかが分かっていないと答えられない問い

どのPDFも「表=生徒に配る面/裏=解答・解説」。問題面だけ配るときは1ページ目のみ印刷してください。小テストの3つの版は、測る力と場面は同じで支援の量だけが違います(配り分けても公平に採点できます)。

見取り図と基礎・標準版は登録なしで使えます。 発展版の3点(エラー診療所・使い分け判断・複数解比較/ミニディベート+反論想定エッセイ/発展の小テスト)は Premiumです。市販の問題集に無い形なので、仮定法ユニットで3点とも無料公開しています——中身を見てから判断してください。

学校の帯に合わせた授業の組み方(4パターン)

同じ教材でも、かける時間と順番は学校で変わります。求められている授業の姿から逆算した4つの組み方を用意しました——お使いの教科書と偏差値のめやすで選んでください。

学び直しから始める

偏差値のめやす: 〜40程度2コマ+帯

VISTA・All Aboard!・COMET など

  1. 0コマ目(前提づくり): 中学版の関係代名詞の教材で who / which / that を思い出す——関係副詞の前に「関係詞は2つの文をつなぐ」を固める
  2. 1コマ目: 見取り図の「学び直し版」を配る(整理表は where と when の2行だけ)→気づきの the town 2文を全員で音読し、「先行詞が同じなのに関係詞が違う」ことを体験させる→確認3問
  3. 2コマ目: ドリル基礎版の大問1・2を2人1組で→表現ワーク基礎版の「型で書く」は(1) This is the place where __. の1文だけ全員完成→黒板に並べる
  4. 後日の帯: 小テスト基礎版を「見取り図持ち込み可」で1回目→日を空けて持ち込みなしで2回目。大問1(4)(how)と大問2(2)(3)(why・複合関係詞)はこの帯の範囲外なので採点から外し、17点満点で扱う

勘どころ: 先行詞の意味で選ばせないこと。「場所だから where」は the town which I visited で必ず崩れます。この帯でも渡す手順はひとつ——「関係詞のうしろの文を見て、そろっていれば where / when」。本文には the day we met のように関係副詞が見えない形が多いので、「省略されているだけ」を1度見せておくと読解に効きます。

基礎を固める

偏差値のめやす: 40〜50程度2コマ+帯

Power On・Amity・BIG DIPPER・LANDMARK Fit など

  1. 1コマ目: 見取り図の「基礎固め版」(4つ=where / when / why / how)→確認5問→ドリル基礎版の大問1・2
  2. 2コマ目: ドリル基礎版の大問3→表現ワーク基礎版の「型で書く」3文→ペアQ&Aは2問。the way how が言えないことをここで1度笑わせておく
  3. 後日の帯: 小テスト基礎版→よくできたクラスは翌週に標準版でもう一度。大問2(3)(複合関係詞)だけこの帯の整理表に無いので外し、22点満点で扱う

勘どころ: 4つのうち「how だけが先行詞を取りません」(the way how とは言わない)。ここを名指しで覚えさせると、この帯の失点が目に見えて減ります。判定の手順は4つとも同じ——うしろの文に穴があるか。

実力を伸ばす

偏差値のめやす: 50〜60程度2コマ+帯

MY WAY・LANDMARK・Grove・FACTBOOK など

  1. 1コマ目: 見取り図の「実力版」30分(6つの型)→ドリル標準版の大問1・2。大問1(1)(2)は先行詞が同じ the hospital なので、ここで立ち止まる
  2. 2コマ目: ドリル標準版の大問3・4→表現ワーク標準版(型で書く→ペアQ&A→60語の自由英作)→ペアで読み合い、返ってきた文を1か所だけ書き直す
  3. 次週アタマ: 10分小テスト(標準版)。大問4は「なぜ関係詞が変わるのか」を書かせる問いなので、返却時に良い答案を2つ読み上げる

勘どころ: この帯の勘どころは「関係副詞=前置詞+関係代名詞」だと見抜くこと。the cafe where we met = the cafe in which we met。where が in のぶんまで引き受けているから、うしろの文がそろって見える——ここが腑に落ちると、where のあとに in を足す誤りが消えます。

入試へ挑む

偏差値のめやす: 60以上1コマ+課題(反転)

CROWN・ELEMENT・PROMINENCE・Vision Quest Advanced など

  1. 前日: 見取り図の「入試版」(前置詞+関係代名詞・複合関係詞まで)を配布し、確認問題まで解いてくる。ミニディベートの論題も前日に示す(訳は付けていないので、自分たちで読み解かせる)
  2. 授業: ドリル発展版の大問2(場面がかたさを決める3問)と大問3「どちらも正解」の検討から入る→大問1のエラー診療所→表現ワーク発展版のミニディベート
  3. 課題: 発展版の100語エッセイ→次時の冒頭で相互添削(3手順)→書き直して提出。小テストは発展版

勘どころ: どの前置詞になるかは「元の文で先行詞にどの前置詞が付くか」で決まります(We met at the cafe. なら at which)。ここまで届かせると二次の書きかえ問題がそのまま解けます。複合関係詞は no matter what / how で言いかえられる譲歩の用法まで。

このユニットの「使う」課題

「思い出の場所・日」を紹介する。表現ワークで書いた文は、そのままスピーキングのペア活動と、定期テストの自由英作文の種になります。文法を教えたら、使わせるところまで——が英語教材ラボの高校版の設計です。

中学の同じ文法に戻る(学び直し)

この単元でつまずく生徒の多くは、中学範囲の土台が揺れています。中学版の同系文法の教材(ドリル・小テスト・すべて無料)を先にはさむと、高校の内容がすっと入ります。高1の初期に中学内容を整理し直すことは、学習指導要領(英語コミュニケーションⅠ)も明記する正攻法です。