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英語教材ラボ 高校版

ユニット7 動名詞

主な時期: 高1・2学期

to不定詞との使い分け。慣用表現まで

中学で習ってきたこと

動名詞の基本(主語・目的語)

高校で新しく学ぶこと

完了動名詞・意味上の主語・look forward to などの慣用表現

教材4種(使う順に)

1

動名詞の見取り図

見取り図プリント(帯別4版)

例文の観察→整理表→確認問題。板書の代わりになる解説面つき。帯ごとに「どこまで見せるか」を変えた4版(学び直し=いちばん使う型だけ、入試=発展の型まで)。易しく書き直すのではなく、見せる範囲を変える設計です

2

動名詞 定着ドリル

定着ドリル(3難易度)

基礎・標準=選ぶ→形を変える→並べかえ→和文英訳。発展=エラー診療所・使い分け判断・複数解の比較検討・入試実戦の和文英訳——市販問題集に無い形式だけで組んだ版

3

動名詞で話す・書く

表現ワーク(3難易度)

基礎=型で書く→ペアで話す。標準=+60語の自由英作。発展=この単元の型で戦うミニディベート+反論想定つき100語エッセイ

4

動名詞 10分小テスト

10分小テスト(3難易度)

24点満点。支援の量だけ変えて測る力は同じ=配り分けても公平。大問4は「本質を問う1問」――形が作れても、その形が何を言っているのかが分かっていないと答えられない問い

どのPDFも「表=生徒に配る面/裏=解答・解説」。問題面だけ配るときは1ページ目のみ印刷してください。小テストの3つの版は、測る力と場面は同じで支援の量だけが違います(配り分けても公平に採点できます)。

見取り図と基礎・標準版は登録なしで使えます。 発展版の3点(エラー診療所・使い分け判断・複数解比較/ミニディベート+反論想定エッセイ/発展の小テスト)は Premiumです。市販の問題集に無い形なので、仮定法ユニットで3点とも無料公開しています——中身を見てから判断してください。

学校の帯に合わせた授業の組み方(4パターン)

同じ教材でも、かける時間と順番は学校で変わります。求められている授業の姿から逆算した4つの組み方を用意しました——お使いの教科書と偏差値のめやすで選んでください。

学び直しから始める

偏差値のめやす: 〜40程度2コマ+帯

VISTA・All Aboard!・COMET など

  1. 1コマ目: 見取り図の「学び直し版」を配る(整理表は「-ing を取る動詞」と「前置詞のあと」の2行だけ)→気づきの stop 2文を全員で音読→確認3問
  2. 2コマ目: ドリル基礎版の大問1・2を2人1組で→表現ワーク基礎版の「型で書く」は(3) Thank you for __. の1文だけ全員完成→黒板に並べる
  3. 後日の帯: 小テスト基礎版を「見取り図持ち込み可」で1回目→日を空けて持ち込みなしで2回目。大問1(3)(look forward to)と大問4(try)はこの帯の範囲外なので採点から外し、17点満点で扱う。大問1(4)だけは残す——この単元でただ1つ to を選ぶ問題で、ここが「動詞が決める」の試金石になる

勘どころ: 動詞のリストを暗記させないこと。この帯は enjoy / finish / stop の3つと「前置詞のうしろは必ず -ing」だけで足ります。ただし1度だけ、I want to go. を並べて「-ing にしておけば当たる」ではないことを見せてください(ドリル基礎版の大問1(4)がその1問です)。Thank you for coming. が自力で書けたら達成です。つづり(run→running / take→taking)が作れずに×になる答案がこの帯では最も多いので、導入の1分をつづりに使ってください。

基礎を固める

偏差値のめやす: 40〜50程度2コマ+帯

Power On・Amity・BIG DIPPER・LANDMARK Fit など

  1. 1コマ目: 見取り図の「基礎固め版」(3つの型)→確認3問→ドリル基礎版の大問1・2
  2. 2コマ目: ドリル基礎版の大問3→表現ワーク基礎版の「型で書く」3文→ペアQ&Aは2問
  3. 後日の帯: 小テスト基礎版→よくできたクラスは翌週に標準版でもう一度。大問1(3)は look forward to でこの帯の整理表に無いので外し、21点満点。大問4(try to / try -ing)は見取り図のつまずき②で扱っているので範囲内

勘どころ: -ing と to は「意味のまとまり」で束ねると落ちません。enjoy / finish / stop は『もう始まっていること』、hope / decide / promise は『これからのこと』。この2群だけ先に固めると、残りは少数の例外として扱えます。ただし mind / consider / avoid は「これからのこと」でも -ing なので、意味で割り切らず名指しで覚えさせてください。

実力を伸ばす

偏差値のめやす: 50〜60程度2コマ+帯

MY WAY・LANDMARK・Grove・FACTBOOK など

  1. 1コマ目: 見取り図の「実力版」30分(6つの型)→ドリル標準版の大問1・2
  2. 2コマ目: ドリル標準版の大問3・4→表現ワーク標準版(型で書く→ペアQ&A→60語の自由英作)→ペアで読み合い、返ってきた文を1か所だけ書き直す
  3. 次週アタマ: 10分小テスト(標準版)。大問4は不定詞ユニットの stop to / stop -ing と対になっているので、両方そろえて振り返ると効く

勘どころ: この帯の勘どころは look forward to / be used to の to を前置詞と見抜くこと。「to のうしろに名詞を置けるか」(I look forward to the trip.)の一手で判定できます。be used to doing と used to do の別物ぶりも、ここで一度並べて見せてください。

入試へ挑む

偏差値のめやす: 60以上1コマ+課題(反転)

CROWN・ELEMENT・PROMINENCE・Vision Quest Advanced など

  1. 前日: 見取り図の「入試版」(意味上の主語・完了動名詞まで)を配布し、確認問題まで解いてくる。ミニディベートの論題も前日に示す(訳は付けていないので、自分たちで読み解かせる)
  2. 授業: ドリル発展版の大問2(forget は場面で決まる/like は〈どちらでもよい〉)と大問3「どちらも正解」の検討から入る→大問1のエラー診療所(1問目は「文法は正しいが意味が反対」)→表現ワーク発展版のミニディベート
  3. 課題: 発展版の100語エッセイ→次時の冒頭で相互添削(3手順)→書き直して提出。小テストは発展版

勘どころ: 受け身の動名詞(being told)と完了動名詞(having been)まで届かせると二次に直結します。「同じ動詞でも、うしろの形で意味が入れかわる」を扱える単元なので、正解を1つに寄せず、ちがいを説明させる時間を取ってください。

このユニットの「使う」課題

「好きなこと・やめられないこと」を語る。表現ワークで書いた文は、そのままスピーキングのペア活動と、定期テストの自由英作文の種になります。文法を教えたら、使わせるところまで——が英語教材ラボの高校版の設計です。

中学の同じ文法に戻る(学び直し)

この単元でつまずく生徒の多くは、中学範囲の土台が揺れています。中学版の同系文法の教材(ドリル・小テスト・すべて無料)を先にはさむと、高校の内容がすっと入ります。高1の初期に中学内容を整理し直すことは、学習指導要領(英語コミュニケーションⅠ)も明記する正攻法です。