段階5・表現につなぐ
1年生に届けるリライト
わくわく新シリーズ
中身はそのまま、英語だけやさしく。書きかえた本文を、本当に下の学年に読んでもらう
教科書本文の活動集
英語教材ラボ
- 時間
- 20分
- 形態
- ペア・グループ
- 学年
- 中2〜高校
- 本文
- 説明文・物語・スピーチ・手紙
- 準備
- 読み手の学年の教科書(習った文法と語を確かめる)教科書だけでできる
始めの一言 First-year students will read your version. Can you make this text easy for them? Same meaning, easier English.(あなたの英語を、1年生が読みます。中身はそのまま、英語だけやさしく)
本物にする一手(相手) 書きかえた文を1年生の授業で本当に読んでもらい、1年生が答えられた問いの数で、届いたかを確かめる
流れ(合計20分)
- 1読み手を決め、むずかしい所に印4分
- 2ペアで1文ずつ書きかえる9分
- 3読み手のつもりで読み合う4分
- 4直して、読み手への問いを3つ3分
手順
- 本文の内容をつかみ、音読を重ねたあと、単元の終わりのほうに置きます。読み手の学年を決めます(中2なら中1)。読み手の先生に、次の授業で5分もらえるかを先に相談しておきます。
- ペアで4分、本文の中で、読み手がまだ習っていない文法と語に印をつけます。読み手の学年の教科書を開いて、習った文法と語を確かめながら印をつけます。
- ペアで9分、印の所を1文ずつ書きかえます。決まりは3つです。中身は変えない。1文を短く分けてよい。どうしても要る語は残し、絵か短い説明を添える。
- となりのペアと交換して読みます(4分)。読む側は読み手の学年のつもりで読み、分からない所に印をつけて返します。
- 印の所を直し、読み手に答えてもらう問いを3つ、英語で付けます(3分)。
- 読み手の学年の授業で読んでもらいます。答えが戻ってきたら、答えられなかった問いにつながる文を、もう一度直します。
先生が言う言葉
| 始めるとき | First-year students will read your version. Same meaning, easier English. |
|---|---|
| 印をつけるとき | Which words and grammar don't they know yet? Check their textbook. |
| 書きかえるとき | Keep the meaning. You can cut a long sentence into two. |
| 仕上げで | Add three questions for your readers. |
変化をつける
- やさしくする: 書きかえる文を、先生が3〜4文選んで示します。言いかえの例を1つ全員で作ってから、残りをペアで書きます。
- むずかしくする: 読み手を小学6年にします。小学校で習う語と表現(I like ... / I can ... / There is ...)だけで書くので、言いかえの幅が大きくなります。
- 物語で: 時の流れが分かる語(Then・The next morning)は残し、気持ちを表す語を、読み手が知っている語(happy・sad・surprised)に言いかえます。せりふは短く切ると読みやすくなります。
- 高校では: 中学3年生に向けて、本文の要点を100語ほどにまとめ直して書きます。要約と言いかえを同時に行うので、本文の骨組みと語の選び方の両方が問われます。
つまずきと手当て
- 中身まで変えてしまう: 書きかえる前に、本文の中身を日本語で1行ずつ書き出しておき、書きかえたあとに1行ずつ照らし合わせます。
- 何でも短く切って、つながりが消える: 文と文をつなぐ語(so・but・because)は、読み手が知っていれば残すことにします。
- 読み手の学年が習った文法が分からない: 読み手の学年の教科書の、巻末の文法のまとめを見せます。
くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/yasashiku-kakikaeru