段階4・覚える
消える黒板
板書の本文を2〜3語ずつ消しながら読む。最後は何もない黒板で言う
教科書本文の活動集
英語教材ラボ
- 時間
- 10分
- 形態
- 一斉・ペア
- 学年
- 中1〜高校
- 本文
- 対話文・スピーチ・手紙・物語
- 準備
- 本文の4〜6行を板書(またはスライド)
流れ(合計10分)
- 1板書を見て全員で読む1分
- 22〜3語ずつ消して読む4分
- 3最初の語だけで言う1分
- 4何もない黒板で言う1分
- 5ペアで見ないで言う3分
手順
- 本文から4〜6行を選んで板書します。対話文なら、話し手の名前も書きます。音読で十分に練習したあとに置きます。
- 全員で、板書を見ながら1回読みます。
- 先生が2〜3語を消し、消えた所を補いながら、全員でもう一度読みます。これを4〜6回くり返します。消す語は、最初は内容を運ぶ語(名詞・動詞・形容詞)を少し、次に文の形を作る語(冠詞・代名詞・be動詞・to など)です。
- 文の最初の語だけを残して、残りを一度に消します。最初の語を手がかりに全員で言い、最後は黒板を全部消して言います。
- ペアで、黒板も教科書も見ないで言います。対話文なら役を分け、スピーチや物語なら1文ずつ交代します。言えなかった所は、教科書で確かめます。
先生が言う言葉
| 始めるとき | Let's read together. After each reading, I'll erase some words. |
|---|---|
| 消したあと | Read it again. Say the missing words, too. 消えた所も声に出して |
| 最初の語だけにしたとき | Only the first words are left. Can you say everything? |
| ペアにするとき | Now in pairs. Don't look at the board or the textbook. |
変化をつける
- やさしくする: 語を消すとき、頭文字だけを残します(lost なら l)。最初の文字が手がかりになるので、中1の前半でも最後までついてこられます。
- むずかしくする: 生徒に消す語を選ばせます。1人ずつ前に出て、黒板の語を1語ずつ消します。「どの語を消せば、みんなが困るか」を考えて選ぶので、消す側は文の形を作る語に目を向けます。
- スライドで: 2〜3語ずつ( )にしたスライドを5〜6枚作っておき、1回読むごとに次へ送ります。板書の時間がいらず、次の時間の復習にもそのまま使えます。
- 次の時間に: 同じ行を、日本語→英語クイックレスポンスで順番をばらして言います。黒板の順番に頼らずに1文ずつ言えるかが分かります。
- 高校では: 長い本文は、段落の中の大事な文(主張の文や、まとめの文)だけを板書して消します。全文を板書する必要はありません。
つまずきと手当て
- 消すのが速すぎて、声が止まる: 声がそろわなくなったら、同じ黒板でもう一度読みます。
- ついてこられない生徒がいる: その回だけ、消した語の頭文字を書き戻します。
- 板書に時間がかかる: 6行を超える本文は、スライドにするか、覚えさせたい行だけにします。
くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/kieru-kokuban