段階3・声に出す
速さを上げる音読
0.8倍、1.0倍、1.2倍と音声を速くして重ねて読む。遅れた所だけ練習して、もう一度
教科書本文の活動集
英語教材ラボ
- 時間
- 10分
- 形態
- 個人・一斉・ペア
- 学年
- 中1〜高校
- 本文
- どの型でも
- 準備
- 本文の音声(速さを変えられるデジタル教科書など)教科書だけでできる
流れ(合計10分)
- 10.8倍で重ねて読む2分
- 21.0倍で重ねて読む1分30秒
- 31.2倍で重ね、遅れた所に印1分30秒
- 4印の所だけ練習する3分
- 51.2倍でもう一度重ねる2分
手順
- 本文の意味をつかみ、音声のあとについて読めるようになってから置きます。初めて読む本文では行いません。音声は、再生の速さを変えられるデジタル教科書などを使います。速さの目盛りが違う機器では、近い速さ(0.75倍や1.25倍)でかまいません。
- 0.8倍で、音声に重ねて読みます(説明を入れて2分)。文字は見てかまいません。読み終えたらすぐ、遅れた所の語に小さく印をつけます。
- 1.0倍で重ねます(1分30秒)。遅れた所に、印を足します。
- 1.2倍で重ねます(1分30秒)。遅れた所と、口が回らなかった所に印を足します。
- 印の所だけを練習します(3分)。ペアで、印のある語を含む意味のかたまりを、ゆっくり、ふつう、速く、の順に言い合います。1人1台の端末で音声を聞けるなら、印のある文だけを1.2倍で何度か聞いて重ねます。
- 最後にもう一度、1.2倍で重ねます(2分)。読み終えたら、内容の問いを1つ出します。
先生が言う言葉
| 始めるとき | Read along with the audio. Slow first, then faster. |
|---|---|
| 速さを上げるとき | A little faster this time. Stay with the voice. |
| 遅れたとき | Put a mark where you fell behind. 遅れた語に印 |
| 印の所を練習するとき | Practice only the marked parts. Slow, normal, fast. |
変化をつける
- やさしくする: 0.8倍と1.0倍の2回だけにします。中1の前半や、音声に重ねるのが初めてのクラスはここから始め、1.0倍で重ねられるようになったら、次の時間に1.2倍を足します。
- むずかしくする: 1.2倍で重ねられたら、1.3倍に上げるか、速さを1.0倍に戻して、文字を見ずに音声を追うシャドーイングへ進みます。文字を見ないと難しさが1段上がるので、速さは一度戻します。
- 対話文で: 役に分かれ、自分の役のせりふだけを音声に重ねます。速さが上がるほど、相手のせりふのすぐあとに入らなければならず、会話の受け答えの間の短さを体で知ることになります。
- 高校では: 目標を、英語のニュースの速さに置きます。教科書の音声は、聞き取りやすいように、ふつうの会話よりゆっくり読まれていることがあります。1.2倍、1.3倍と上げていくと、ニュースの速さに近づきます。評論の段落で行い、最後に段落の要点を1文で言わせます。
つまずきと手当て
- 速さだけを追って、口がもつれる: 全部を速く読もうとせず、印の所だけを練習します。
- 意味を考えずに音を追う: 速さを上げるほど、意味から離れやすくなります。
- 一度遅れると、そのあと全部くずれる: 遅れたら、その文はあきらめて次の文の頭から入り直す、と最初に決めておきます。
くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/hayasa-ageru