段階2・内容をつかむ
いちばん大事な1文を選ぶ
書き手がいちばん言いたい1文を本文から選ぶ。選ばれなかった文がなぜ違うかも話す
教科書本文の活動集
英語教材ラボ
- 時間
- 10分
- 形態
- 個人・ペア・グループ
- 学年
- 中2〜高校
- 本文
- 説明文・スピーチ・手紙・物語
- 準備
- なし教科書だけでできる
流れ(合計10分)
- 1問いと決まりを示す1分
- 21人で1文を選び、理由をメモ2分
- 3グループで選んだ文を比べる3分
- 4全体で票を取る1分
- 5選ばれなかった文の役目を話す3分
手順
- 本文の内容をひととおりつかんだあとに置きます。
- 先生が問いと決まりを示します(1分)。本文の文をそのまま1つ選ぶこと、行番号と理由をメモすること。理由は「この文があると、ほかの行の何が説明できるか」で書かせます。
- 1人で2分、1文を選び、行番号と理由をメモします。
- 3〜4人のグループで3分、選んだ文と理由を言い合います(人数が合わなければペアで)。グループで1つにまとめる必要はありません。
- 全体で票を取ります(1分)。先生がグループで出た候補を2〜3文板書し、手を挙げさせます。
- 選ばれなかった文がなぜ違うのかを、全体で話します(3分)。「この文の役目は?」と聞き、話題・例・出来事・気持ちなどの言葉で答えさせます。
先生が言う言葉
| 問いを出すとき | Which sentence shows the writer's main message? Choose only one. |
|---|---|
| 理由を聞くとき | Why did you choose it? その文で、ほかの行も説明できる? |
| 票を取るとき | Which sentence is the most important? Raise your hand. |
| 選ばれなかった文で | Why isn't this one the main sentence? What does it do? |
変化をつける
- やさしくする: 先生が候補を3つ示し、その中から選ばせます(見本なら1行目・8行目・10行目の2文目)。理由は「話題」「心に残る場面」「全体のまとめ」の3つの言葉から選べば十分です。
- むずかしくする: 選んだ文を、自分の言葉で10語以内に言いかえます。10行目の2文目なら Writing makes small things special. と言えます。Small things are important. と言いかえた生徒がいたら、「書く」ことが落ちていないかを本文と比べさせます。
- 説明文で: How We Come to School では、2行目の Walking is the most popular way. と、10行目の Please tell us your ideas. で票が割れます。題名と1行目の問いへの答えとして見れば2行目、なぜこの報告を書いたのかから見れば10行目です。どちらの見方で選んだかを言わせると、報告の目的に目が向きます。事実と書き手の考えを先に分けておくなら、事実と意見を分けるを前に置きます。
- 物語で: 物語では、書き手の言いたいことが1文で書かれていないことが多くあります。問いを「話がいちばん大きく動く1文」に変えます。Three Lemon Candies なら、ソウタの言葉が本当ではないとミカが気づく8行目の Mika knew that wasn't true. が候補になります。
- 高校では: 段落ごとに、トピック・センテンスを1つずつ選びます。選んだ文をつなげると、本文全体の要約の下書きになります。最初の文が問いかけや例になっている段落では、要点の文が段落の終わりのほうに来ます。要約に進むならサマリー・ピラミッドへ。
つまずきと手当て
- いちばん心に残った文を選ぶ: 「心に残った文」と「書き手がいちばん言いたい文」は違うことがある、と先に伝えます。
- 全員が同じ文を選ぶ: 話し合いが終わったように見えますが、ここからが大事です。
- 2つの文で迷う、自分の言葉で書いてしまう: 1つだけ、本文の文のまま、と決まりを示します。
くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/daiji-ichibun