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英語教材ラボ 小学校版

授業

専科も研修もないまま、外国語の担当になりました

英語専科のいない学校に転任して、研修を受けた記憶もないまま週2コマの外国語を受けもつことになった先生へ。最初にそろえるのは45分の型・最初の1時間の紙・いまの単元のパックの3つだけです。教科書のUnit名から教材を引く方法、校内に聞ける人がいないときの相談先まで、着任直後でも回る順番で説明します。

公開 2026-08-19・更新 2026-08-19

転任した先の学校には英語の専科がおらず、担任が全部やる方式でした。外国語の研修を受けた記憶もなく、まわりに聞ける人もいません。正直、何から始めればいいのかが分かりません。(小5担任・4月に転任)

結論: 最初にそろえるのは3つだけ

外国語の専科や加配は学校によってまちまちで、高学年でも担任が全部持つ学校はめずらしくありません。研修も、教科になってから年数がたち、いまは「できる前提」で新しい配属者に降ってきます。つまりご相談の状況は例外ではなく、この教科の受けもち方としてよくある形です。

だから、体系的に勉強し直すのはあとにして、最初の2週間を回す道具からそろえます。必要なのは3つだけです。

そろえるものかかる時間
145分の型を読む10分
2最初の1時間の紙を刷る5分
3いま進んでいる単元のまるごとパックを刷る10分

① 45分の型を1つだけ覚える

あいさつ・歌→Small Talk→語彙→めあて→主活動→振り返り。この並びを毎時間変えない、とだけ決めてください。単元が変わっても並びは同じです。型が固定されると、授業がわからないという不安は「今日の主活動は何か」という1つの問いに縮みます。

② 最初の1時間は、約束づくりにあてる

着任直後・引き継ぎ直後の1時間目は、英語の中身より「この時間はまちがえていい」という約束をつくる時間にします。進行案ごと紙にした授業開き45分があるので、そのまま使えます。年度途中からの引き継ぎでも、担当が替わった最初の時間にやる価値があります。

③ 教材は、教科書のUnit名から引く

いまクラスがどこを進んでいるかは、教科書のUnit名でしか分からないはずです。教科書別マップに、NEW HORIZON Elementary・Here We Go!・Let's Try! の全Unitと教材の対応表を置いてあります。Unit名で引けば、指導計画・台本・絵カード・活動シート・評価まで一式そろった単元パックに着きます。前任者の資料が見つからなくても、ここから復元できます。

聞ける人がいない、への答え

校内に英語の相談相手がいないのは、この教科ではよくある環境です。授業のやり方は授業の進め方に単元別でまとめてあり、評価で困ったら評価と所見のガイドがあります。それでも答えが見つからない悩みは、相談フォームから送ってください。匿名・無料で、このコーナーで順に回答しています。

勉強は、回り始めてからで間に合います。まず上の3点セットで、今週の2コマを立たせてください。

執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が、小6の英語が中1でどうつながるかを見てきた立場から書いています。制度・評価の記述は、学習指導要領と国立教育政策研究所「指導と評価の一体化」参考資料、文部科学省の通知・研修ガイドブックにあたって確認しています。詳しくは教材のつくり方と運営者情報へ。

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