動名詞は「〜すること」として名詞の場所に入ります。主語(Running is)、動詞のあと(enjoy running)、前置詞のあと(good at running)の3つの場所を、この1枚の本文は10回で全部見せます。本文はランニングを2年前に始めた生徒と友だちのミアの話で、Running with someone is easy. のように3語で1つの主語になる動名詞も入れてあります。
①で見落としが多いのは主語の列です。③の③(Did you enjoy talking 〜?)では enjoy のあとが 〜ing のまま疑問文になることを確かめ、④では Drawing is 〜 / I started 〜ing / good at 〜ing / How about 〜ing? の骨組みで自分の活動を書きます。
この教材で解決できる悩み
- ドリルでは形が書けるのに、本文の中でその文法を見つけられない・意味が取れない
- 教科書の本文以外に、その文法が「意味を運んでいる」まとまった英文がない
- 読解の問いに「なんとなく」で答える生徒に、根拠の文を指さす習慣をつけたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学2年(動名詞を習ったあと。検定6種のどれでも) |
| 本文 | "The Running Club"(オリジナル・10文・約75語)に動名詞が10回 |
| ①の分け方 | 主語(〜することは)/動詞のあと(start・enjoy・finish…)/前置詞のあと(at・for・about…) |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: ねらい→本文(文番号・語注つき)→①見つけて分ける→②根拠で読む→③言い換える/裏: ④パラレルライティング→⑤1分リテリング→豆ポイント)+3ページ目=解答・全訳・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(20分版=本文+①②) |
本文——"The Running Club"
Running is my favorite thing. I started running two years ago. At first, I hated getting up early. But my friend Mia said, "Running with someone is easy." She was good at making me laugh. We enjoyed talking about our favorite songs on the way. Now, getting up at five is not hard. Last month, we finished running our first 10-kilometer race. Thank you for running with me, Mia. How about joining us next Sunday?
5つの問いの見どころ
②は「最初、早起きが大好きだった(F・③)」「先月、初めての10キロレースを走り終えた(T・⑧)」「What did they enjoy on the way?(Talking about their favorite songs.)」「What was Mia good at?(Making the writer laugh.)」。③は「①を 泳ぐこと の文に」「③を liked の文に」「⑥を you の疑問文に」「⑩を いっしょに走りませんか に」。④は「いちばん好きなこと(主語に)→始めた時期→最初は苦手だった/好きだったこと→得意なこと・楽しんでいること→読む人へのさそい」の5行で、〜ing を4回以上。⑤のキーワードは running・early・Mia・songs・race です。
文法を読むとは
文法の練習は1文単位になりがちで、生徒が「本文の中でその文法が何をしているか」を読む機会は、教科書の本文を除くとほとんどありません。このシリーズは、目標文法が7〜13回出るオリジナルの本文(中1は60〜90語、中2・中3は100〜130語)を読み、次の5つの問いで「読む→形を見る→使う」を1コマに収めるPremiumの紙です。中1から中3まで20の文法を、教科書の配列に近い順に並べてあります。
- ① 見つけて分ける: 本文の目標文法に全部下線を引き、種類ごとの表(be動詞なら am / is / are、過去形なら規則・不規則・was / were…)に書き出す。本文に「◯回あります」と印刷してあるので、生徒は数が合うまでさがす
- ② 根拠で読む: 文法の読み取りで答えが決まる問い4つ(T / F 2問+英語で答える2問)。答えを決めた文の番号を書く欄があり、「なんとなく」の正解を防ぐ
- ③ 言い換える: 本文の文を材料に、主語・時・肯定否定・疑問を操作する4問。本文を見てよいので、形の練習が文脈つきになる
- ④ パラレルライティング: 本文と同じ骨組み(役割+ヒント)で自分のことを5文書く。目標文法の最低回数を指定
- ⑤ 1分リテリング: キーワード5つだけを見て本文の内容を1分で話す。聞く人は目標文法が出た回数を正の字で数える
裏面の最後に豆ポイント(その文法を読むときの1つの視点)。3ページ目は①〜④の解答(根拠の文番号と理由つき)、全訳、先生向けの指導メモ(50分の流れと20分版)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | 文法(20本) |
|---|---|
| 中1 | ①be動詞・②一般動詞・③三単現・④命令文・⑤過去形・⑥現在進行形・⑦can・⑧未来表現 |
| 中2 | ⑨過去進行形・⑩助動詞・⑪接続詞・⑫不定詞・⑬動名詞・⑭比較・⑮受け身・⑯現在完了(経験) |
| 中3 | ⑰現在完了3用法・⑱関係代名詞・⑲分詞・⑳仮定法 |
前後の教材
形の練習は「動名詞の定着ドリル」(無料)。「動名詞と不定詞の使い分けワークシート」(Premium)で enjoy・want のあとを深める。前の1枚は「文法を読む⑫——不定詞」、次は「文法を読む⑭——比較」(Premium)。
