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英語教材ラボ

受け身の10分小テスト(基礎・標準・発展の3枚・解答つき)

受け身の定着を10分・20点満点で測る小テスト。基礎・標準・発展の3枚は同じ場面・同じ配点で、再テストは別の難易度でやり直せます。能動態が正解の問題を混ぜた設問の狙い、My mother is madeなど誤答の読み方、be known toの前置詞や採点の許容範囲まで本文で解説。

対応: NEW HORIZON 全単元対応中3)/文法: 受け身/公開 2026-07-19・更新 2026-08-07

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単元の途中で「今どこまで届いているか」を知りたいとき、定期テストでは大きすぎ、ドリルでは点数が出ません。この小テストはその間を埋める1枚です——10分・20点満点・A4表裏。能動態が正解の問題(お母さんが作る)を混在させ、主語の「する・される」判断を測る設計です。だから満点の生徒は、本当に使い分けができています。

3枚の使い分け(同じ場面・同じ測る力)

難易度支援PDF
基礎2択で選ぶ・対話に語群あり・書き出しヒントあり基礎版をダウンロードWord
標準2択で選ぶ・語群なし標準版をダウンロードWord
発展記入式(正しい形を自分で書く)・産出2文発展版をダウンロードWord

3枚とも大問構成・場面・配点(大問1=4問×3点/大問2=対話3空所×2点/大問3=産出2点)は共通で、変わるのは支援の量だけです。定期テストと同じ思想なので、「基礎版で再テスト」「得意な子は発展版」という運用をしても、測っている力がずれません。

テストの中身(3大問・10分)

  1. 場面で選ぶ(12点)——4問すべてにミニ場面つき。能動態が正解の問題(お母さんが作る)を混在させ、主語の「する・される」判断を測る設計です
  2. 対話を完成(6点)——一続きのミニ対話に3空所。バラバラの3文ではなく、会話の流れの中で形を選びます
  3. 自分の番(2点)——自分のことを1文書く産出。裏面の解答に「内容は自由・条件を満たせば正解」の採点基準を明記してあります

裏面が解答と許容範囲になっているので、ペアで交換採点→自己ふり返りまで10分に収まります。

設問の実例——「する側・される側」を判断させる4問

大問1は4問すべてにミニ場面がつきます。かなめはこの2問です。

毎朝のお弁当(注意!): My mother( makes / is made )bento every morning.

文化祭の写真: These photos( was / were )taken by Ken.

1問目の正解はmakes。受け身の単元中は「be+過去分詞にすれば正解」の構えで解きにくるので、する側が主語のふつうの文を1問混ぜてあります。主語とお弁当のどちらが「作る側」かを考えた生徒だけが満点になります。2問目の正解はwere——受け身の形は選べても、be動詞を主語(These photos=複数)に合わせ忘れる誤りをここで拾います。1年生のbe動詞の一致が、受け身の中でもう一度試される問題です。

大問2は校外学習の見学先での対話で、It is known to many people. のtoを書かせます。「〜によって」のbyだけでは通らない前置詞の代表例で、暗記の網羅ではなく「byが万能ではない」と気づいているかを1問だけで確認します。

誤答の読み方

  • My mother is made bento.——単元の構えで機械的に受け身にしている。形の知識はあるので、「主語に指を置いて、する側?される側?」と問う手順を徹底すれば直ります
  • These photos was taken——be動詞の一致忘れ。受け身の新しい部分(過去分詞)に注意が向くほど、足元のbe動詞が抜けます。「beの相方は主語」と1年生の原則に戻します
  • is known by many people——byの過剰一般化。誤りではないと扱う辞書もありますが、教科書はbe known toで統一されているので、テストでは教科書の形に合わせる方針を裏面に明記してあります

学び直しには定着ドリルの「まちがい診療所」がこの誤答パターンをそのまま扱っています。単元の組み立てから見直すなら受け身の教え方ガイドへ。

採点の許容範囲——裏面の基準

裏面の解答には「内容は自由。文法が正しく、条件を満たしていれば正解にする」と明記してあります。大問3(地元の名物・名所を受け身で1文)は、My town is known for its apples. でも Our school was built in 1980. でも、be+過去分詞が正しければ内容は自由に正解です。

判断に迷いやすいのは次の2つです。

  • My town is famous for ramen.——英語としては正しいのに、be+過去分詞を使っていない形。誤りと断じず、「このテストの条件は受け身の形」と伝えて is known for への書き直しを求めます
  • built・taken・spokenなどの過去分詞のつづり——「受け身にする」判断はできているので、態の理解としては届いています。×にする場合も「判断は合っている。過去分詞の形の問題」と分けて伝えると、生徒は何を覚え直せばいいか分かります

配点は大問1が各3点・大問2が各2点・大問3が2点の計20点。裏面では16点以上を合格ライン、12点未満を学び直しの目安にしています。

使い方3パターン

  • 単元の途中で: 導入→ドリルのあと、活動に進む前のチェックポイントとして
  • 帯テストとして: 毎週金曜の最初の10分など、定点観測に(20点×回数で成績資料にもなります)
  • 再テスト・個別対応に: 12点未満だった生徒には定着ドリルで学び直し→別の難易度で再テスト、が定番の流れです

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執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が、実際の教室で使っていた教材を原型に制作・検証しています。詳しくは教材のつくり方と運営者情報へ。

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