中1の1学期中間は、生徒が人生で初めて受ける「英語のテスト」です。ここで平均点を落とすと、英語嫌いを3年分育ててしまう。だからこのテストは「授業に参加していた生徒が確実に得点できる」ことを最優先に設計しています。問題・解答用紙・リスニング台本・配点表の一式に加えて、各大問の出題意図も解説しているので、自校仕様への改変が容易です。
この教材で解決できる悩み
- 初めての定期テストで何をどこまで出題してよいか判断が難しい
- リスニングの台本と放送手順まで手が回らない
- 「授業をがんばった子が報われる」テストにしたい
大問構成(100点満点)
| 大問 | 内容 | 配点 | ねらい |
|---|---|---|---|
| 1 | リスニング(5種構成) | 24点 | 授業で聞いた音をそのまま出題 |
| 2 | 英語の書き方ルール訂正 | 4点 | 大文字・ピリオド・分かち書き |
| 3 | アルファベット順の並べ替え | 4点 | 辞書引きの素地 |
| 4 | 語順整序 | 4点 | be動詞文の型 |
| 5 | 数字の英語書き | 10点 | 0〜12の綴り |
| 6 | ヘボン式ローマ字 | 8点 | 地名・人名の書き方 |
| 7 | 場面英作文(物を渡す・お礼) | 6点 | 教室英語の運用 |
| 8 | 対話の空所を埋める英作文 | 6点 | やり取りの継続 |
| 9 | 条件つき自己紹介英作文(4文) | 8点 | 1学期の集大成 |
| 10 | 対話文読解(日記形式の内容把握) | 26点 | 初見でも文脈で読める |
設計のポイント
リスニングは「授業の再現」で構成
アルファベット・数字の書き取り、教室英語を聞いて行動を選ぶ問題(Repeat after me. → 「先生のあとに続いて言う」を選択)、cat / cute のような聞き分け、自己紹介の対話を聞いてカードを完成させる問題の5本立て。授業で毎時間聞いていた英語がそのまま出るので、真面目に授業を受けた生徒への最高のごほうびになります。台本には読みの間(2秒・3秒)まで指定済みです。
読解は「日記」で内容把握を問う
大問10の仕上げは、登場人物がその日の出来事を日記に書いたという設定の空所補充。「本文と同じ内容の別テキスト」を読ませることで、単なる抜き出しではない内容理解を測れます。Pardon?(聞き返し)がどこに入るかを選ばせる問題も、対話の流れを読む良問として機能します。
遊び心の枠を1問
ローマ字の大問に「担任の先生のフルネームをヘボン式で書く」を入れています。教室が少し和む上、身近な固有名詞こそ本気で書けてほしいという実用のメッセージです。
実施後に
大問9の自己紹介英作文は、採点後に良答を数枚選んで(本人の了承を得て)学級通信や次の授業で紹介するのがおすすめです。「テストの解答が教材になる」サイクルは2学期以降の書く意欲に直結します。