接続詞の単元が終わったあと、生徒の英文は変わったでしょうか。becauseの書き換え問題は解けるのに、自由英作文では相変わらず単文がぽつぽつ並ぶ——接続詞が「テストのための記号」で止まっている教室は少なくありません。接続詞の本当の仕事は、理由や条件を足して、相手を動かすことです。このワークシートは、導入と定着ドリルのあとに置く活用の1枚で、自分のおすすめ(映画・本・マンガ・場所・食べ物)を「理由つきおすすめカード」にします。I recommend this movie because the story is exciting.(理由)、If you like animals, you will love it.(条件で相手を絞る)、I think that you should watch it!(意見)——3つの接続詞が、ただの紹介文を「読んだ人が試したくなるカード」に変えます。
この教材で解決できる悩み
- 接続詞が書き換え問題止まりで、生徒の自由英作文が単文の羅列のまま
- 「理由も書きなさい」と言っても、becauseのあとが名詞だけで止まる
- 書いた英文が誰にも読まれずに終わり、書く目的が生まれない
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学2年(接続詞 because / if / when / that の学習後。NEW HORIZON 2ほか全教科書対応) |
| 形式 | 表=つくる(ゴール→お手本→表現バンク→メモ→カード清書)/裏=つたえる・ふりかえる(交換・コメント→自己評価4観点→ふりかえり→発展) |
| 時間 | 25〜35分(カード交換を帯活動に回して2分割も可) |
| フェーズ | 活用・応用(導入・定着ドリルとセットで一本道になる設計) |
理由を「2種類の接続詞」で書き分ける
STEP 3のメモ欄に仕掛けがあります。理由①はbecauseで(I like it because ...)、理由②はifで(If you like animals, ...)と、あらかじめ型を分けてあります。becauseは自分側の理由、ifは読み手側の条件——同じ「おすすめの根拠」でも、視点が自分から相手に切り替わります。この切り替えこそ、接続詞の運用で一番価値のある部分です。相手を意識した英文は、if you like ...と書いた瞬間に生まれます。
交換→コメント→図鑑化のサイクル
書いたカードはペアで交換し、質問を1つして(Why do you like it?)、英語で一言コメントを返します(I'll try it because I love dogs!)。コメントにもbecauseが自然に入る設計です。仕上げはグループのカードを集めて「おすすめ図鑑」に。回し読みの読み物になり、次の帯活動の素材にもなります。書いたものが回収されて読まれる——このサイクルがあるだけで、次にカードを書くときの本気度が変わります。
導入・定着との一本道
同じNEW HORIZON 2の接続詞には定着ドリル(接続詞の定着ドリル)があります。導入→定着→この応用と並べれば、if / because / when / that の形の練習から、説得という運用までが一本道です。発展チャレンジのWhen you feel tired, this song will help you.は、雑誌レビューの文体への入口。当サイトの本文活用術(本文→自己表現ライティング接続)や相談記事(生徒が英語を書かない)ともつながる1枚です。