中2・2学期は、不定詞と比較という二大単元が重なる時期です。不定詞のto+動詞の原形、比較級の-er、最上級のthe -est、more/most、as〜asと、形のルールが一度に増えます。ここでつまずくと、英語がむずかしいものになってしまいます。かといって基礎版として「簡単な変換問題だけ」を渡すと、その生徒は英語で提案する経験からも切り離されてしまいます。この基礎版は、標準版と同じホームステイの客Jackへの案内ストーリー・同じ大問・同じ場面のまま、支援だけを足した版です。Jackの希望を聞き取り、チャットの不定詞・比較を選び、2つのお店を比べて選ぶ。やることは標準版とまったく同じで、そこに語群と選択肢と書き出しヒントが添えてあります。
この教材で解決できる悩み
- 不定詞と比較が重なり、形のルールが増えて苦手な生徒が白紙を出してしまう
- 支援したいが、別のテストを一から作る時間がない
- ヒントを入れると「何を測っているか」がぶれてしまう気がする
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学2年・2学期(不定詞の3用法・比較[比較級・最上級・as〜as]の範囲。全教科書対応) |
| 形式 | 生徒用4ページ+教師用2ページ(設計表・台本2本・解答・評価規準/評価基準・カスタマイズガイド) |
| 配点 | 100点満点・全小問に配点明記(知識・技能の小問2点/思考・判断・表現3点/ライティング10点) |
| 難易度 | 基礎版(同一場面・同一設計の標準版・発展版は別ページ) |
| 編集 | Word版で固有名詞・範囲・本文・配点を自校に合わせて差し替え可 |
変えているもの・変えていないもの
基礎版で変えているのは支援の量だけです。チャットと希望メモの空所補充には語群(to / as / more / older / better / best など、同じ語を2回使うこともある10か所ぶん)をつけ、資料読解の提案は選択式にし、本文読解の筆者の考えも選択式、英作文には書き出しヒントと条件の絞り込みを入れています。一方で、場面・ストーリー・大問構成・配点・測る力は標準版と同一です。語群があっても、I came to Japan( )learn... に to を選ぶには、これが目的を表す不定詞だと会話から読み取る必要があります。選択式でも、Jackの条件に合うお店を選ぶ思考は残っています。支援は答えを教えるものではなく、思い出す手がかりと、解答の入口を用意するものです。
ゼロ回答を出さない設計
基礎版の目標は、全員が最後の大問まで手をつけて返ってくることです。リスニングの⑤は「書き出し You should ___.」があるので、聞き取れた生徒は必ず1文書けます。ライティングは条件2つ(2つを比べる文+したいこと)と書き出しヒント( is ___ than ___. / I want to take you to ___.)で、比較と不定詞の文を1つずつ組み立てられます。増えた形のルールを「思い出せる形」で置くことで、苦手な生徒がスタートラインに立てます。最後の見直しチェック(比較級-er・最上級the -est・more/most・as〜as/不定詞to+動詞の原形)も印刷済みです。
標準版・発展版との接続
テスト全体の設計思想(比較と不定詞を提案の中で使う、全大問への目的・場面・状況の設定、妥当性・信頼性)は標準版のページで、難易度3段階の作り分けは発展版のページで説明しています。作問の土台となる妥当性・信頼性の考え方は中1・1学期の標準版のページにもあります。当サイトのテスト作りの相談(テスト平均点が低かったときの返却・学力差の大きい教室)とあわせてご覧ください。