「三単現のs、何回説明しても抜ける…」。中1の2学期に必ずぶつかる壁です。原因は説明不足ではなく、生徒が「三人称について語る必然性」を経験していないこと。このワークシートは、友だちの家族・推し・部活の先輩など「自分ではない誰か」を紹介し合うインタビュー活動を通して、sを「使わざるを得ない」状況をつくります。
この教材で解決できる悩み
- 文法説明のあとの練習が単調なドリルになってしまう
- 三単現のsを「知っている」のに話すと抜ける生徒が多い
- ペア活動で英語を使わない生徒が出てしまう
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学1年(NEW HORIZON 1 Unit 5 学習後) |
| 文法項目 | 三人称単数現在(肯定文・疑問文 Does 〜?) |
| 形式 | A4・2ページ(インタビューシート+紹介文シート) |
| 所要時間 | 35〜50分 |
| 準備物 | 印刷したワークシートのみ |
授業の流れ(50分)
導入(10分)
教師が自分の家族や同僚を写真つきで紹介します("This is Mr. Tanaka. He teaches math. He likes ramen.")。このとき動詞のsをわざと強調して発音し、「先生じゃない人の話をするときは動詞が変身する」と気づかせます。
展開1: インタビュー(15分)
ペアで「あなたの大切な人」についてインタビューします。シートには Does he/she 〜? の質問フレームが並んでいるので、英語が苦手な生徒もフレームに沿って質問できます。
展開2: 紹介文づくりと発表(20分)
聞き取った内容をもとに、相手の大切な人を第三者に紹介する文を3文以上書き、グループ内で口頭発表します。「聞いた情報を別の人に伝える」ことで、三人称で語る必然性が生まれます。
まとめ(5分)
board上の誤答例(sの抜け)をクラスで訂正し、「なぜsが必要か」を生徒の言葉で言語化させます。
よくあるつまずきと対処
- likes と like の混在: 紹介文を書く段階で必ず出ます。机間指導では答えを言わず「主語は誰?」とだけ問い返してください。
- 質問が続かないペア: シート下部の追加質問リスト(What time does he get up? など)を指差して促します。
- 早く終わるペア: 2人目のインタビューに進ませるか、紹介文を5文に増やします。
定期テストとの接続
このワークシートの紹介文は、そのまま定期テストの条件英作文(「身近な人を3文で紹介しなさい」)の練習になります。回収してポートフォリオ評価(主体的に学習に取り組む態度)の材料にもできます。