英語教材ラボ

ワードマップ・スプリント(帯活動06・語彙):1分連想マップ、被らない語は2ポイント

お題の1語から連想する英単語を1分で放射状に書き出し、グループで照合——被った語1pt・だれとも被らなかった語2ptのポイント戦にすると、生徒は自然と「深い語」を探し始める。単語テストが「覚えた確認」なら、これは「取り出す練習」。思い出そうとする行為そのものが記憶を強くする語彙想起の帯活動。ルール掲示+記録シートの1枚PDFつき。

対応: Here We Go! 全単元対応中1)/文法: 語彙/公開 2026-07-17・更新 2026-07-17

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単語テストで満点なのに、話すときに単語が出てこない生徒がいます。原因は練習の向きです。単語テストは「日本語→英語」の一対一を覚えたかの確認で、実際の会話で必要な「話題→関連語がまとまって出てくる」引き出し方を練習していないからです。ワードマップ・スプリントは、その引き出す練習を毎時間4分でやる帯。お題の1語(school、food、summer…)を中心に置き、連想する英単語を1分間で放射状に書き出します。

教材の概要

項目内容
時間・形態4分・個人(1分スプリント)→グループ(照合とポイント戦)
ねらい語彙の想起練習(思い出そうとする行為が記憶を強くする)
準備お題語を1つ板書+1枚PDF(ルール・記録)
ポイント被った語=1pt、だれとも被らなかった語=2pt

「被らない語2倍」が語彙を深くする

ただ書き出すだけだと、生徒は毎回 pen、book、teacher のような易しい語で埋めます。そこで照合をポイント戦にします——グループで順に発表し、被った語は1pt、だれとも被らなかった語は2pt。この配点にした瞬間、生徒は「みんなが書かない語」を狙い始めます。教科書の隅にあった語、先週習ったばかりの語、ちょっと背伸びの語。単独2ptを取りに行く行動が、そのまま語彙の引き出しの深掘りになります。グループ発表は1人ずつ順番なので、ここでも全員が声を出します。

お題を単元テーマとつなぐと予習・復習になる

お題は自由ですが、教科書の単元テーマと合わせると効果が跳ねます。食べ物の単元の週に food、環境の単元の週に nature——単元前に置けば「これから出会う語の地ならし」、単元後なら「散らばった語の棚卸し」になります。学期に1回、最初と同じお題でスプリントすると、マップの枝ぶりの違いがそのまま語彙の成長記録になります。記録シートには語数とポイントの両方を書くので、量(語数)と深さ(ポイント)の2軸で伸びが見えます。

帯活動シリーズとの組み合わせ

スプリントで引き出した語は、直後の活動で使うと定着が跳ねます。おすすめは「スプリント→しゃべりつづけマラソン」の連結——マップに書いた語が見えている状態で同じテーマを話すと、語彙が発話に流れ込みます。当サイトの新出語彙の導入と定着(本文活用術)が単元の語彙指導を担い、この帯が日々の想起練習を担う役割分担です。

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