英語教材ラボ

中3・1学期 定期テスト(標準版サンプル):現在完了を「時間の幅」の中で測る

現在完了(完了・経験・継続)と現在完了進行形を、用法ごとの識別問題ではなく1つの再会ストーリーの中で測る中3・1学期の定期テスト標準版サンプル(ダウンロード可)。2年ぶりに帰国するALTとの再会を通貫テーマに、全大問へ目的・場面・状況を設定。入試を見すえ思考・判断・表現を49%まで。全小問に配点明記、教師用に設計表・評価規準/評価基準つき。

対応: NEW HORIZON 全単元対応中3)/文法: 現在完了/公開 2026-07-09・更新 2026-07-09

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リスニングテストの実施用音声です。英検方式の全英語進行(各パート2回読み・解答ポーズ入り)なので、再生ボタンひとつで本番どおりに試験を進められます。

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本番で使う前に——このテストは公開教材です

生徒や保護者もこのページを見られます。定期テスト本番で使う場合は、Word版で固有名詞・数値・選択肢の順番を必ず差し替えてください(5〜10分でできます。手順は教師用ページのカスタマイズガイド参照)。 そのまま出題すると、事前に入手した生徒が有利になる恐れがあります。 差し替えて使えば、このサイトで対策してきた生徒も「形式に慣れている」だけの公平な状態になります。

現在完了は、中学英語でいちばん「用法の名前」でテストされやすい単元です。この文は完了、これは経験、これは継続——と分類させる問題は、日本語訳から用法名をあてる作業になりがちで、実際に時間の幅を表して伝える力とはずれていきます。現在完了が本当に必要になるのは、「久しぶりに会った人に、この間ずっとしてきたことや、これまでの経験を伝える」ような場面です。この教材は、その場面ごと現在完了を測る中3・1学期の定期テスト標準版サンプルです。テスト全体を「中1のときのALT、グリーン先生が2年ぶりに帰国して再会する」というストーリーで貫き、この2年の継続(have been ...ing / for・since)、これまでの経験(Have you ever ...? / never)、今ちょうどの完了(just・already・yet)が、再会という文脈の中で自然に現れるようにしています。

この教材で解決できる悩み

  • 現在完了を用法の識別問題で出してしまい、使って伝える力が測れない
  • 中2までのテストと同じ作りで、中3の入試につながる出題になっていない
  • 3年間の総まとめの時期なのに、知識問題に偏っている

教材の概要

項目内容
対象中学3年・1学期(現在完了 完了・経験・継続/現在完了進行形の範囲。全教科書対応)
形式生徒用4ページ+教師用2ページ(テスト設計表・リスニング台本2本・解答と許容範囲・評価規準/評価基準・カスタマイズガイド)
配点100点満点・全小問に配点明記(知識・技能2点/思考・判断・表現3点/応用4点/ライティング10点)
難易度標準版(基礎版・発展版と同一場面・同一設計。作り分けは発展版ページ参照)
編集Word版で固有名詞・範囲・本文・配点を自校に合わせて差し替え可

用法の名前ではなく、時間の幅を使わせる

このサンプルの背骨は「時間の幅の表現」です。大問2の再会チャットでは、It has been two years since I left(継続)、I have grown five centimeters since then(完了・変化)、Have you ever eaten kangaroo meat?(経験)、I have been studying Japanese every day(現在完了進行形)が、1つの会話の流れの中に混ざって現れます。生徒は「これは経験だから」と用法名で解くのではなく、再会の話の意味に沿って has / have、過去分詞、ever / for / since を選びます。リスニングも同じで、Part Aでグリーン先生の近況(この2年してきたこと=継続・経験)を聞き取り、Part Bで歓迎の計画(Have you ever tried ...? の経験)を聞き取ります。

ライティング(大問6)はこの総仕上げです。「この2年で続けてきたこと」と「これまでに経験したこと」をグリーン先生へのメッセージに書く。現在完了で時間の幅を表せて初めて条件を満たせる設計にしてあります。

入試を見すえ、思考・判断・表現を半分近くまで

配点の刻みは中1・中2の標準版と共通です。知識・技能の小問2点、思考・判断・表現3点、応用記述4点、ライティング10点。全小問に配点を明記し、100点ちょうどに設計しています。観点の比率は、中1標準版の57対43、中2の54対46から、中3では51対49へ。学年が上がるほど「知っている」より「使える・考えられる」に配点を移すという方針を、3年間かけて段階的に進めた到達点です。高校入試の英語は、資料や対話を読んで目的に応じて答える思考・判断・表現型が主流なので、定期テストでこの比重に慣れておくことが入試準備にもなります。

自校のオリジナルテストに育てる

教師用ページには、リスニング台本2本(ポーズ秒数つき)、解答と許容範囲、ライティングの評価規準・評価基準(国立教育政策研究所の参考資料の様式に準拠。現在完了の形の正確さと内容の適切さをa/b/cで換算)、カスタマイズガイドを同梱しています。現在完了進行形が未習の学校向けの差し替え例、受け身も範囲に含む場合に大問5へ受け身の設問を足す案も載せました。Ms. Green を自校のALTや実在の設定に、文化体験を自校の地域の行事に差し替えれば、設計はそのままに自校の物語のテストになります。テスト設計全体の考え方(妥当性・信頼性・配点理論)は中1標準版のページで詳しく説明しています。同じ範囲の基礎版・発展版、当サイトのテスト作りの相談(定期テスト作問・難易度と平均点の設計)とあわせてご覧ください。

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