英語教材ラボ

暗写リレー——覚えて走って、ペアに伝えて書かせる

教室の後ろに貼った本文を「読み手」が見に行き、覚えた分を戻って口頭でペアに伝え、「書き手」が書き取る本文活用術。読む・覚える・言う・聞く・書くの5技能が1つの活動で回り、体を動かすので中だるみの時間帯に強い。役割交代・チーム戦のルール設計と、文の切れ目で覚えるコツの指導まで。

対応: NEW CROWN 全単元対応中2)/文法: 総合・復習/公開 2026-07-18・更新 2026-07-18

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本文の音読と筆写を、走るゲームに変えます。教室の後ろ(廊下でも可)に本文の段落を貼り、ペアの読み手が見に行って覚えられるだけ覚え、席に戻って口頭でペアに伝える。書き手はそれを書き取る。また走る。段落が全部書けたら完成——読む・覚える・言う・聞く・書くが、1つのリレーの中で全部回ります。

進め方

  1. ①本文の1段落(3〜5文)を大きめのフォントで印刷し、教室後方に貼る(2〜3か所に同じものを)
  2. ②ペアで読み手と書き手を決める。読み手は何往復してもよいが、紙とペンは持てない
  3. ③読み手は覚えた分だけ伝える——1文まるごとでなくてよい(Ken went to... まで、でOK)。書き手は聞こえたとおりに書く
  4. ④段落が完成したら原文と照合。まちがい1か所につき−1点、完成タイムと合わせてチーム得点に
  5. ⑤役割交代で第2段落へ。終了後「覚えるコツ」を全体でシェア(意味のかたまりで区切る、が必ず出る)

この活動の急所

この活動が音読や筆写より効く理由は、保持(記憶)の負荷にあります。見ながら読む・見ながら写すのと違い、視界から文が消えた状態で英語を運ぶ——このとき頭の中で起きているのは、丸暗記ではなく「意味と構造による圧縮」です。covered by → 受け身だ、と構造で覚えた生徒ほど速く正確に運べます。

本文活用術シリーズの中での位置

音読バリエーション大全・音読タイムアタック(帯)で音を作った本文でやると、覚える効率が全然違います。音→暗写→リテリングの順で、本文が段階的に自分のものになります。

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